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日本作曲家選輯

山田耕筰(1886-1965):


長唄交響曲 「鶴亀」(1934)/交響曲 「明治頌歌」(1921)/舞踊交響曲 「マグダラのマリア」(1916)
*日本語解説書付き(執筆: 片山杜秀)

湯浅卓雄指揮、東京都交響楽団、東音宮田哲男(長唄)、東音味見亨(三味線)、溝入由美子(篳篥)、他

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山田耕筰は、日本における西洋音楽黎明期の全ての場面において道を切り開いた、偉大な先駆者。山田は日本人の手になる最初の管弦楽曲、交響曲、交響詩、本格的オペラを書き、前二者は当シリーズでも既に紹介されています(8.555350J)。2枚目となる本作品集で、なんといっても注目すべきは、伝統的な邦楽と西洋のオーケストラを衝突・融合させた大胆極まりない「長唄交響曲」でしょう。この作品では、邦楽アンサンブルは伝統的な長唄「鶴亀」を奏し、オーケストラがそれに重厚な伴奏で答えるという形式がとられています。武満徹の「ノヴェンバー・ステップス」からさかのぼること30年余、山田のパイオニアたる実行力と創造力にはただ驚くばかり。長唄に東音宮田哲男(人間国宝)、三味線には東音味見亨という邦楽界最高の奏者を迎え、長く決定盤となるべき録音です。巧みに取り入れたれた篳篥(ひちりき)の響きが印象的な「明治頌歌」、R.シュトラウスばりの壮麗な「マグダラのマリア」を併せて収録。
山田耕筰
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